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2021.3.13
2027年には、市場規模が2.8倍へ拡大?オンライン教育でイノベーション促進!
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みなさんこんにちは、メガスタプラス編集部です。
2020年に発生した新型コロナの影響で、ビジネス・教育分野などをはじめとしてのあらゆるコミュニケーションのオンライン化がより加速化しています。今回は、新型コロナウィルスが収束した後、オンライン教育がどのように変化していくのかを考えていきたいと思います。
2020年も着実に伸びゆく
オンライン教育市場。
2020年は、新型コロナウィルスにより社会が大きな変化を遂げた年でもありましたが、教育に分野にとっても大きな変化のあった年となりました。上記の図は、株式会社矢野経済研究所が2020年4月に発表した、国内eラーニング市場に関する動向調査です。
2019年度は、前年度比で7.7%増加の2,354億円を見込んでおり、2020年度はさらに約1000億円増加し、264,000億円に届くという予想です。2020年度の統計に関しては、あくまで2020年4月時点での予測になるため、2020年度の市場規模はより拡大化している可能性もあります。
2016年度から年々伸びて行っている理由として、AI技術を活用した学習サービスの展開が活発化されているという点や、「GIGAスクール構想」と呼ばれる文部科学省の推進する構想が、eラーニング市場の拡大を後押ししていると考えられています。
オンライン教育市場、
2027年には、2.8倍へ拡大?
それでは、2021年以降にオンライン教育市場はどのように変化していくのでしょうか?
今後のオンライン教育に関する調査として、Kenneth Reserchが2020年11月7日に、オンライン教育市場の予測評価に関する調査レポートを発刊しました。その調査によると、世界のオンライン教育市場は、2020年から2027年の評価期間中に、約2.8倍に成長し、約12.68%の年平均成長率を記録すると予測されているほか、2018年の世界のオンライン教育市場が1550.62億米ドルから、2027年には4380.71億米ドルに増加するとされています.
もう一つ、デジタル教育に関する興味深い調査結果も出ています。
2020年6月10日に、株式会社グローバルインフォメーションが発表した「デジタル教育の世界市場:エンドユーザー(個人学習者・学術機関、企業・政府機関)、学習タイプ(自習型・インストラクター主導型オンライン教育)、コースタイプ、および地域 2025年までの予測」によると、デジタル教育の市場規模は、2020年の84億米ドルから、2025年には332億米ドルに拡大。31.4%の年平均成長率で成長していくと予測しています。
特に、北米でデジタル教育の推進が行われており、政府とネットワーク分野との連携がなされているほか、デジタル教育サービスのアウトソーシングへの大規模な投資が行われていることなどが成長要因とされています。今後、北米を中心として、世界中にデジタル・オンライン教育の波が押し寄せてくるのではないのでしょうか。
以上二つの予測結果となりましたが、どちらもオンライン教育市場が大幅に成長していくものであるとの予想です。
まとめ
今回は、さまざまなデータをもとにオンライン教育の未来について考えてみましたが、いずれの調査結果からも、コロナ収束後にもより成長性の期待できる市場であることがわかりました。株式会社グローバルインフォメーションの調査では、オンライン家庭教師などに代表される講師主導のオンライン教育の需要がより拡大が見込めると予測しており、今後もオンライン家庭教師のさらなる発展が楽しみですね!
メガスタプラスでは、今後もオンライン教育に関する内容を随時発信していきますので、ぜひチェックしてください。
■ 参考:eラーニング市場に関する調査を実施(2020年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2404
■ 参考:Global Online Education Market Outlook 2027
https://www.kennethresearch.com/report-details/online-education-market/10307048
■ 参考:「デジタル教育の世界市場:エンドユーザー(個人学習者・学術機関、企業・政府機関)、学習タイプ(自習型・インストラクター主導型オンライン教育)、コースタイプ、および地域 2025年までの予測」
https://www.gii.co.jp/report/mama938892-digital-education-market-by-end-user-individual.html
この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部
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