カテゴリーCategory
Recruit Site お問い合わせ
シェア
Tweet このエントリーをはてなブックマークに追加

働き方

2020.7.1

今だからこそ、オススメしたい。「在宅ワーク」×「短時間勤務」のオンライン家庭教師という新しい働き方。

こんにちは。メガスタプラス編集部です。新型コロナウイルスが世界中に蔓延している今、感染者増加に伴い、東京都をはじめとして各自治体が外出自粛を要請するなど、日本国内にも大きな影響が出ています。その影響から、在宅ワークや時差出勤などの取り組みを始める会社も増え、働き方が大きく変化しはじめています。
影響を受けているのは、社会人だけではありません。学生も生活に大きな影響が出ています。東京大学では、2020年4月以降、当面の間全ての授業をオンライン化することを決定しました。多くの塾や予備校も、休校やイベント中止などの措置をとっています。そんな中、注目を集めているのが、オンライン教育サービスです。

オンライン教育の最大の特徴は、直接の対面を防ぎ講義や指導を受けられること。外出自粛を求められているなか、需要が高まっています。オンライン教育サービスに注目しているのは学生だけではありません。サービスを提供する講師からも人気が高まっています。なかでも「オンライン家庭教師」という新たなサービスは、「在宅ワーク」かつ「短時間勤務」を実現できるため、私生活に合わせて柔軟な働き方を選択したい人から注目されています。
そこで、今回は、オンライン家庭教師として働く講師のみなさんにインタビューし、オンライン家庭教師として働く魅力について伺います。

オンライン家庭教師とは?
・ポイント1 いつでもどこでも移動時間なしで、授業ができる
・ポイント2 短時間勤務なので、子育てや介護、家事の合間に副業として働ける
・ポイント3 直接対面しないため、突発的な事態が起きても柔軟に働ける

在宅ワークで移動時間ゼロ。しかも収入アップ。
感染症の心配もなく、急な事態にも対応可能!

―(編集部)オンライン家庭教師は、講師も家で指導を行う「在宅ワーク」という形をとっていますが、どんなメリットを感じていますか?

―(講師A)「家で仕事ができる」ということは、「移動しなくてよい」ということ。移動時間はかかりませんし、もちろん交通費も不要です。電車やバスで移動する場合には、遅延や混雑を考慮して移動しなければなりませんが、オンライン家庭教師はインターネットを接続すれば、すぐに授業を開始できるところがメリットですね。

―(講師B)やっぱり「移動がない」ことは一番のメリットですね。オンライン家庭教師の講師を始めるまえは、家庭訪問型の家庭教師をやっていましたが、生徒さんのお宅から別の生徒さんのお宅への移動時間に1時間半近くかかることも少なくありませんでした。1日3軒ほど周らなくてはいけない時は、「教えている時間より移動時間の方が長いのではないだろうか」と感じていましたね。実は昨年、ぎっくり腰になってしまったのですが、無理なく仕事を続けることができているのは、オンライン家庭教師だからこそ自宅でできているからだと思います。

―(講師C)移動時間がなくなったことで、時給も上がりました。僕も以前は家庭訪問型の家庭教師をやっていたのですが、オンライン家庭教師を始めてからは、それまで移動に使っていた時間を授業に充てることができるので時給がアップ。電車の終電時間も気にする必要がないので、遅い時間も指導に使うことができています。

―(講師D)授業のコマ数を増やしやすいので、より多くの学生を教えることができるようになりました。生徒さんの意欲に応えるため、元旦や大晦日に授業をした年もあります。時間帯も幅広く選択することができるので、23時開始の生徒さんを教えたり、朝の5時30分から授業したりすることも少なくありません。移動という制限がなくなったことで、生徒さんと直に向き合える時間が増えたことは嬉しいですね。

―(編集部)ありがとうございます。オンライン家庭教師を始めたことで、移動負担の軽減や収入アップといったメリットがあったことがよく分かりました。例えば、今まさに私たちを取り巻く新型コロナウイルスの流行といった予期せぬ事態に対しても、オンライン家庭教師は有効ですか?

―(講師C)有効だと思います。新型コロナウイルスの影響で、多くの学校が休校となり、やむなく授業やテストの中止を決断する塾や予備校も多くありました。しかし、オンライン家庭教師では直接対面する必要がないので、授業を休む必要がありませんでした。これまでと変わりなく働くことができていますし、むしろ利用者が増えているので、これまでよりも忙しくなったと思います。

―(講師A)新型コロナウイルスによる影響もそうですが、台風や地震、実家への帰省などの突発的な出来事にも柔軟に対応できるのがオンライン家庭教師の強みですね。外出することが難しい場合や、距離が遠い場合にもPCとインターネットさえあれば授業ができますし、通学型の塾や予備校に比べて1対1のオンラインだからこそ、授業を行えなかった時の日程の再調整もしやすいです。

子育ての合間に、介護の合間に。
短時間勤務で、スキマ時間を有効活用!

―(編集部)そもそもみなさんはどんな理由で、オンライン家庭教師という仕事を選んだのですか?

―(講師A)全国にいる、レベルの高い学習指導を求めている生徒さんのためになればとこの仕事を始めました。周囲に塾や予備校が無いけど、指導を受けたい。そんな想いを持つ生徒さんを「オンライン家庭教師」なら指導することができるのではないかと思いました。今は東北地方から九州地方まで全国各地の生徒さんを15名ほど担当していて、都内在住の生徒さんはむしろ稀ですね。

―(講師B)私はもともと東京で訪問型の家庭教師の仕事をしていました。そんなある日、オンライン家庭教師という働き方に出会い、東京にいなくてもできる仕事だと気づいたんです。そこから、大好きな地元である北陸に帰って働くことにしました。「長男が帰ってきて良かったね。」と両親が近所の人から声をかけられているのを見ると、地元に戻って良かったなと思います。オンライン家庭教師は働く場所にも縛られませんし、東京で働いても地方で働いても収入は変わりません。地元の方が物価も安いため、東京で働いていることよりも節約することができていますね。

―(講師D)九州に1人で住む母親のそばにいてあげたかったことや、体が弱い妻のために近くでサポートをしてあげたいという気持ちから、どこにいても働くことのできるオンライン家庭教師という仕事を選びました。そのおかげで、母と妻と3人で暮らすことができています。生活環境も良くなり、妻も以前より体調が良さそうなんですよ。

―(編集部)オンライン家庭教師は授業を行う80分〜100分を確保できれば指導ができるいわゆる「短時間勤務」です。これから認知が広がる新しい仕事のスタイルですが、どんな人が向いていると思いますか?

―(講師A)オンライン家庭教師は「短時間勤務」が可能だからこそ、出産を機にリタイアされた講師や、介護などで家にいる必要がある方におすすめしたいですね。オンライン家庭教師に限らず、「家にいる」ということだけで留守番代わりになることもあるので、同居する家族にも貢献できると思います。

―(講師B)女性にも向いている仕事だと思っています。例えば、女子生徒さんを教えるとき、その生徒さんの気持ちを理解しようと思っていても、細やかな部分は男性の私には配慮が行き届かない時もあります。だからこそ、女性がより活躍できる場になっていければいいなと思いますね。

―(講師D)子育て・育休中の女性でも、スキマ時間を使って効率よく働くことができると思います。なかには、朝早くからの授業を希望する生徒さんや、夜遅めの時間を希望する生徒さんもいるので、勤務することのできる時間帯は幅広いです。授業の時間は自分の希望も出せますので、副業として働くのもアリなんじゃないでしょうか。

まとめ

少子化の影響で、塾や予備校の閉鎖が相次ぐなか、困っているのは学生だけではありません。ノウハウが豊かな講師も働く場を失っています。現在は新型コロナウイルスの影響により、政府から塾や予備校に対して大人数で行う講義の改善要請が出ています。これにより春期講習の休講や、イベント中止などが相次いでいるため、指導の機会が減ってしまった講師の方もいることでしょう。

また、出産や子育てや介護といったライフイベントに合わせて講師を引退してしまった方や、講師として働いていた経験があってまたチャレンジしたいという方にとっても、「オンライン家庭教師」は新しい活躍の場となっていくことでしょう。

学びの未来を探求する編集部、今後ともオンライン教育に従事する人々にスポットライトを当て、講師のホンネを発信していきます。

この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部