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2020.7.15

受験新米ママへ。皮肉なことに、受験期と反抗期は丸かぶり。受験生と上手に向き合うための4つの方法。

こんにちは!メガスタプラス編集部です。
受験が不安なのは、子どもだけでなくママも同じ。子どもが勉強していないと、このままじゃ子どもの受験が失敗してしまうかもしれない…。そんな不安から「勉強しなさい!」とついつい口を出してしまうこと、ありますよね。
しかも、受験期とお子さんの反抗期や思春期は丸かぶり。子どもの勉強や模試の結果に口を出してしまうと、多感な時期の子どもはイライラして親子喧嘩に発展してしまうこともあります。反抗期なだけでもどう接したらいいかわからないのにおまけに、初めての受験なんて…家族全員ストレスフルですよね。挙句、夫婦喧嘩や兄弟喧嘩に発展、なんて最悪なケースも。
子どもを合格させたいと気持ちばかり焦っても良いことはありません。それでは、子どもとどう関わっていくべきでしょうか。今回は、受験期に子どもと上手く関わっていくための方法を4つご紹介していきます。

1つ目の方法
ママは、サポート役に徹しよう

あくまで努力して勉強するのはお子さん本人。むりやり勉強させること自体はママの役割ではありません。志望校合格に向かって、不安な子どもの心の支えとなり、サポートしてあげることがママの役割です。

具体的には、生活音やテレビの音をなるべく小さくしたり、部屋の中を散らかさないようにしたり、集中できる勉強環境づくりを心がけましょう。健康管理のサポートも重要です。栄養満点でウイルスに感染しにくい体をつくる免疫力が高まる食事づくりや、室内の温度や湿度の調整など、常に万全の体調で勉強に臨める環境をつくってあげましょう。

一年中、模試や課題に追われる子どもこそ不安に決まっています。そんな日々多くのストレスを抱えている子どもに対して「勉強しなさい!」とさらにプレッシャーを与えてしまうのは禁物です。何か悩んでいる様子が見えたら、話をゆっくり聞いてあげる、労わる気持ちでコミュニケーションをとる。子どものストレスを緩和させるのもママの役割のひとつです。

2つ目の方法
ママだけでなく家族全員、チームでサポートする

ママだけでなく、パパや兄弟を含む、家族全員で受験生をサポートしていくことも大切です。サポート役がママひとりでは、ストレスが溜まってしましまいます。だからこそ、ママとパパでサポート役を役割分担していきましょう。例えば、「子どもの努力を認めて共感するのはママの役割」、「モチベーションを上げるのはパパの役割」といったように、夫婦で役割を分けることで負担を分散させ、より円滑に子どもをサポートすることができます。

また、兄弟にも協力を仰ぎましょう。兄弟がまだ小さい場合は、遊んだり騒いだりしてしまい、受験勉強をするお兄ちゃんお姉ちゃんの邪魔をしてしまうこともあります。そういった時には「いつか自分も受験をすることになるから、今は協力して静かにしよう」と将来の自分を想像させ、理解を促すことが大切です。

3つ目の方法
間違った情報に振り回されず、正しい情報を得よう

受験において、正しい情報を手に入れることも重要です。正しい情報を知らないと、ネットの書き込みやさまざまな噂に流されて、不安に陥ってしまいます。一番良くないのは、親の漠然とした不安や間違った情報からくる判断を子どもに伝えてしまうことです。子どもはそれによって更に不安になったり、自分が持っている情報との違いに悩んだり、親に反発したりすることがあります。

「そもそも入試の仕組みはどうなっているのか」、「どんな大学が存在してそれぞれどのような特徴があるのか」、「受験における難易度と子どもの学力レベル、そして合格にどれくらい勉強する必要があるのか」など。子どもに口出しこそしないものの、ママはママで、客観性を持ちながら、正しい情報と正確な事実を把握していれば、不安は軽減されるでしょう。むしろ子どもが困っているとき、助けを必要としているときに的確にサポートできること。一緒に合格に向けて進む上でとても重要なことです。

4つ目の方法
勉強は、受験のプロである第三者に頼る

前述した通り、ママの役割はあくまでサポートすること。勉強を教えるのは、塾や予備校、学校や家庭教師など専門家の役目です。志望校判定や模試の結果が悪かったとき、つい不安になって「この成績で大丈夫なの?本当に合格できると思う?」など、意見してしまいがちですが、子どもに意見する前に、まずは受験や勉強のプロである先生に相談するべきでしょう。

また、具体的な勉強方法や、スケジュールの立て方など、プロを頼ることで、子どもの成績は格段に上がりやすくなります。ママも、子どもも、受験期のストレス発散に一番効くのは、やはり「成績が上がること」なんです。成績が上がれば、自分の立ち位置も見えるし、目標への距離も正しくはかることができる。自信もつきます。

お子さん自身も一生懸命頑張っているし、自分もサポート役に徹している。ただ、どうしても「このままで受験が成功するのか?」と不安になってしまったときは、受験のプロである「第三者」に助けを求めてみましょう。

まとめ

いかがですか?受験に向けて努力している子どももそれを見守る親も、不慣れな受験時期にはいつも口しないことを言ってしまったり、イライラしたりしてしまうものです。共に「合格」に向けて頑張っている家族が支えとなり、必要に応じてプロに相談することも立派な手段です。長い受験期間、良い距離感で応援できる状態を保って過ごしてくださいね。

この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部