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2020.9.16
10月11月は模試だらけ。 知っていると差がつく! 合格に近づくための模試有効活用術!
- 大学受験を控えるみなさんにとって、10月、11月は志望校を定める意味でも大切な時期です。なぜなら、模試がたくさん予定されているから。予備校が主催する模試に加え、各大学の入試に寄せた大学別模試、記述式とマーク式など、種類はさまざま。
10月、11月は毎週末、何かしらの模試が開催されているような状況です。 今回は、模試を受けることで得られるメリットや、模試を有効活用するために気を付けたいことを紹介していきます!
模試を受けることで得られる
3つのメリット
1.入試本番に近い緊張感を体感できる入試は一発勝負。でも、もし予行練習ができるとしたら、挑戦しない手はありません。入試本番では、緊張から自分の実力が思うように出せなかったり、限られた試験時間内に解答できなかったりというリスクがあるからです。模試は、入試本番に近い雰囲気を味わうことができる。まさに予行練習にうってつけの機会なのです。入試独特の緊張感に慣れ、試験時間の配分を考えることで、本番でも実力が出しやすくなります。共通テスト対策の模試や特定大学対策の模試では、「試験時間」、「問題冊子」、「解答形式」などを本番の入試に準じているケースが多いです。あらかじめ体験しておくことで、入試ではより落ち着いて受験に臨めるでしょう。
私立大学では、2月の上旬に各大学の入試日程が重なっています。3日あるいは4日連続試験といった可能性も。模試によって、そうした体力的にハードな状況を体感しておくこともできるのです。入試本番をシミュレーションする上でも、模試は非常に有効です。
2.弱点を発見できる
参考書や問題集を解くのとは違い、「制限時間のなかでの回答」や「想定していない順番での回答」は、想像以上に負荷がかかります。日々の学習では気づけない自分の弱点を発見することができるでしょう。「弱点」を知ることは、その後の学習指針を立てるために不可欠です。模試で解けなかった問題は、入試本番までに必ず解けるようにしておきましょう。大切なのは、復習して自分の弱点や反省点を振り返り、補習することです。
3.自分の立ち位置を掴める
模試の醍醐味のひとつは、「偏差値」と「順位」、そして「志望校判定」が明確になること。全国規模で実施される模試では、教科ごとの偏差値や全国での順位が分かるため、現在の自分の学力が全受験生の中でどの位置にあるのかを確認することができます。
また、多くの模試では志望校判定を実施しており、志望校が同じ受験生の中で立ち位置を知ることができます。しかし、模試の判定で一喜一憂をすることはおすすめできません。志望校判定はあくまで模試を受けた時点での合格可能性です。大事なのは入試本番で結果を出せるかどうか。「A」や「B」が出たらから安堵してはならないし、もし、「D」や「E」判定だったからといって諦める必要もありません。反省を活かして合格の可能性を高めていきましょう。
模試を有効活用するために
気をつけたい3つの注意点。
1.試験時間を意識しよう
「試験時間をどう使うか」をシミュレーションする絶好の機会です。理想は、試験時間内で全ての問題に解答し、見直しまで完璧に行うこと。模試を通して、自分なりに戦略立てた「時間配分」を練習してみましょう。おすすめは、「試験開始!」の合図と同時にすべての問題に一通り目を通し、大体の時間配分を考えること。最初の段階で「明らかに時間が足りない!」と感じたとき、解けそうな問題から着手することを意識しましょう。
2.自己採点のスキルを上げよう
「大学共通テスト」では、試験後に公表される正解と配点を見て、自己採点をする必要があります。国公立大は共通テストの自己採点をもとに出願校を決定するので、自己採点のミスは致命的。模試を受験する際も、問題用紙に必ず自分の解答をメモしておき、家に帰ってから自己採点を行いましょう。
マークシートを丁寧に塗り、さらに、問題用紙に解答をメモしながら、問題を解き進めていくのは、なかなか大変です。でも、今から慣れておかないと、本番でペースを崩しかねません。常に本番を想定しながら模試を受けることが重要です。
3.その日のうちに振り返ろう
模試の受験を通して最も大切なのが、受験後の「振り返り」です。まず試験が終わったら、自己採点を行いましょう。そして、間違えた問題はもう一度、解き直す。そして、解答・解説を見ながら理解を深めましょう。
また、予備校や塾、家庭教師の先生に模試の結果を見せて、第三者の立場から分析してもらうとなお良いでしょう。特に自分では気付けなかった失点の原因や、ミスしやすい問題の傾向に気づくきっかけになります。
まとめ
模試は入試における重要問題の宝庫です。「受けて終わり」ではなく、何度も復習することが大切です。入試本番の予行演習の意味を込めて、ぜひ一つひとつの模試を大切に受けましょう。頑張ってくださいね!
この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部
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