日本の小中学生、理数教科の学力が 世界5位以内にランクイン!
2021.2.27
大学受験2021速報! 『国公立大の志願状況』について
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みなさんこんにちは!メガスタプラス編集部です。
先日、大学入学共通テストが終わり、いよいよ2次試験がスタートしますね。今回は、志願状況が公表されはじめた国公立大学の速報についてご紹介します。
国公立大の志願倍率は4.1倍!
前年比96%へ。
文部科学省は2月5日、同日締め切りの国公立大学2次試験の出願状況を発表しました。
締め切り最終日午後3時時点での志願者数は、合計で400,649人。前年の同時点よりも16,634人少なく、志願倍率も同様に、0.12ポイント低い4.1倍という結果が明らかになりました。
また、旧帝大をはじめとする北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学の志願者数を前年同時点と比較すると、全体では前期日程が99.4%。国公立大学の全体平均に比べると、減少傾向は少なくなっています。
なかでも、昨年よりも志願者数が増加したのは、神戸大学109.2%、一橋大学102.9%、東北大学102.5%、九州大学101.7%。東京大学は前年比99.8%と前年並みで、京都大学は前年比96.4%と減少しました。
学部別で見ると、「薬・看護」が106.9%と大幅に志願者数が増加。「人文・社会」学部では、93.5%と減少傾向が顕著にみられています。
新型コロナウイルスの影響で、
2次試験を中止する大学も。
国公立大学では、これから2次試験が始まりますが、今回新型コロナウィルスによる影響で、2次試験を中止した国立大学も出てしまいました。
そもそも、2020年8月の段階で、横浜国立大学が「2次試験は教育学部を除き実施せず、調査書と自己推薦書、共通テストの成績などで合否を判断する」と発表しており、それらに追随するような形で、「信州大学」「宇都宮大学」などが、一部の学部などで2次試験の中止を発表しました。
信州大学では、人文学部と経済学部の2大学で2021年度一般選抜の2次試験にあたる個別試験を実施せず、大学入学共通テストの結果で合否を判定。そもそも、信州大学は1月21日に、緊急事態宣言が延長される場合には、選考方法を変更するとの予告が既にありました。
また、宇都宮大学は、1月21日に2次試験の中止を発表。共同教育学部以外は大学入学共通テストの成績を換算して評価を行います。なお、共同教育学部の2次試験では小論文と面接で教育への関心と意欲、思考力など、学校教員になるための資質・能力に関する論作文の提出によって評価されます。
国公立大や、私立大も含め2次試験の動向にはチェックが必要ですね!
まとめ
今回は、大学入試に関する速報をお知らせしました。
今年は新型コロナウィルスの影響と、大学入学共通テストの初開催というイレギュラーな年でしたが、例年に比べて顕著に減少した傾向は見られませんでした。しかし、年々受験志願者数が減っているのは、少子化による受験人口の現象が最も大きな原因とされており、今後もより減少していくことが予想されています。
また、新型コロナウィルスの影響で各大学の試験方法が変更される可能性もありますので、自分が受ける大学については適宜チェックするようにしましょう。
メガスタプラスでは、教育や受験に関するニュースを適宜更新していくので今後もぜひチェックしてみてください!
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この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部
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