生徒のホンネ #3。地方出身大学生に聞く。オンライン家庭教師ってどうなの?(後編)
2021.4.24
バンザンのSDGs①「質の高い教育をみんなに」届けます!「オンライン家庭教師」はSDGs?
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みなさんこんにちは!メガスタプラス編集部です。
教育課題があるのは、日本も例外ではありません。世界各地にあるさまざまな教育課題を解決して、すべての人に包括的な質の高い教育を提供することで、持続可能な開発につながると考えられています。教育機会に恵まれないことが、将来の選択肢を狭めてしまう。未来を担う子どもたちには、ぜひ夢のある将来を描いて欲しいと願っています。
どんな風に「オンライン家庭教師」事業で社会に貢献していくか、私たちを取り巻く社会の環境や今後必要だと考える教育の在り方についてまとめました。
#SDGs実現のために、バンザンが取り組んでいる3つのこと https://megaplus.ban-zan.com/editorial/p3534/
学ぶ機会を提供する。
誰一人取り残さない、
社会全体で取り組んでいこう。
SDGsに掲げられている「04質の高い教育をみんなへ」では、発展途上国で学校に通えない子どもの学習環境を整備することが盛り込まれています。将来を担う子どもはみんな、学ぶ機会を手に入れられる学習環境を整備すべきです。世界では、「読み書きができる」ことを「識字」と表現し、識字率とは、「読み書きができる人の割合」で、その国の教育水準を表す指標として用いられています。日本では、識字率はほぼ100%、子どもたちのほとんどが初等教育を受けることが出来ています。
極端な話になりますが、水汲みをしなければ生活が成り立たない子どもは、学校に行かず水汲みを日課にせざるを得ません。読み書きが出来ないので、成長しても仕事に就く機会に恵まれません。その環境が悪いものと定義するのは安易で、その側面だけでは判断できません。ただ、その子どもたちが「この状況を変えたい」と望んでいたとしたら、やはり学びの機会は必要なのです。生活インフラが全国的に整備されている日本ではどこか他人ごとのように感じるケースですが、地域格差による教育格差の問題は、認識されている日本の解決すべき課題のひとつです。みんなが質の高い教育にアクセスできるようにすることは、まさに今私たちが解決に取り組むべき課題であると言えます。
▼時代を生き抜く知識と術。理解しておく社会の現状「格差社会!」
https://megaplus.ban-zan.com/editorial/p5719/
何のために、学ぶのか。
学習する目的を考えよう。
「就職」には、選考の際にレベルの高い学校、レベルの高い会社の出身であることが評価の基準になる、という側面がありますが、今後は就職のための「学歴」や「職歴」だけでは評価されなくなっていくと考えられます。それは、時代の変化が早いために、過去得た経験や知識だけでは、新しい技術や社会のニーズに対応できないからです。学ぶ力をどのように生かしていくか考え、よりよい社会を作ろうとする行動自体に価値が高まっていきます。逆に、そのような過去の「履歴」にこだわることに価値はなくなっていきそうです。技術の進化で新しいサービスや社会の仕組み・情報を提供するプラットフォームもどんどん変化する現代では、常に新しいことを学び続けることが、変化に対応できる自分づくりには欠かせないことですね。
現代社会はとても複雑になりました。そして、これまでの知恵や工夫であらゆる技術やテクノロジーが取り入れられ、生活は非常に便利に豊かになりました。コンピュータ、インターネット、スマートフォン等のデバイス利用が日常となり、いつでもだれでも世界中の情報にアクセスできるようになった今では、「学ぼう」と思えばいつでも情報を入手することが出来ます。オートメーション化が進んでもコンピュータは目的を持ちません。私たち人間がより良い社会にしていこうという意思を持って、取り組むべきことに注力していかなければなりませんね。
オンライン化が本格的に
デジタル学習コンテンツ
学校教育でいよいよ始まる。
人口が増える前提であった日本の学校教育は、一定量の同じ学習カリキュラムの成績で優劣を評価してきました。授業の時間は、学校の先生の進めるスピードで学習を進めていく必要がありますし、授業開始時間から授業終了時間まで、進めるペースは子ども主体ではなく先生次第です。理解が早い子ども、予習してきた子ども、塾等ですでに学習を進めている子どもも、一定量の同じペースの学習進捗に「合わせる」必要があり、中には学習進捗を遅くしてしまうケースもあります。
デジタル学習コンテンツを用いた学習には、いくつもメリットがあります。その一つに「自分のペースで進められる」という点が挙げられます。履修のスピードが早い子どもはどんどん学習を進めていけますし、理解に時間が掛かる子どもでも、復習しながら自分のペースで学べるという良さがあります。ひとりひとり、子どもたちの性格も得手不得手も、理解度も異なるわけですから、学習のペースも違って当然です。また、デジタル学習履歴が残せるようになれば、自分の学習カルテのようなものが持てるようになります。「何時間勉強をしたか、授業を受けたか」ではなく、本来「身に付ける必要があるべき学習」の結果が見えるようになりますね。
リードしてくれる先生の指導
オンライン学習に求められる自主性
学習スタイルもいろいろ
学び方も民間の塾やアプリケーションなど多様化し、デジタル化が進んで進化していますが、ひとつの学習方法ですべてが解決するかと言えばそうではありません。例えば、大好きなゲームなら何時間やっていても飽きないけれど、本を読むのは眠くなるという子どももいます。人前で話すのは苦手でも、読書が好きな子どももいます。誰にも干渉されなくても学習出来る子どももいます。ひとりひとり個性が違えば、学習方法も向き不向きがある、ということが前提で、やっぱり頑張ったら評価されたいと願うものだと思います。人間は期待され、褒められることは嬉しいし、嬉しいから頑張れる、という感情を持つ生き物です。特に子どものうちは、頑張る動機が親や友人や好きな人や期待に応えるためということが多いのではないでしょうか。
デジタル学習コンテンツは、自主的に学習が進められる子どもには向いている学習方法です。どんどん勉強ができるという反面、自主的に学習に取り組む意欲をじぞくさせることが必要です。集中力も重要ですよね。集中力が続かない、学習に対するモチベーションが保てないなどの課題に対し、やはり導いてくれる人の手や励ましが必要になると考えられます。
情報を共有するナレッジ
アナログな対話も必要に
人と人とのつながりに価値
コロナの影響により多くの学校でもオンライン授業やオンライン指導が取り入れられそれらの良い所を掛け合わせたのが、現在私たちが提供している「オンライン家庭教師」です。家庭教師は、1対1の個別指導。本人の理解度を確認し、必要な履修内容を講師が提案して進めますので、理解出来れば次に進みますし、分からない場合は更に解説を受けることが出来ます。それは、自分の弱点を重点的に克服する学習に取り組めるということです。集団授業では一定のペースで進行しますので、「分からない」と思っても一人の理解度に合わせて授業を止めることは難しいですが、個別指導なら理解度にあった指導が受けられるというメリットがあります。
直接の指導ですから、学習者も集中しやすく自分のペースで学習できるよう配慮してもらえる面もあります。それが直接人と「対話」をしながら「学習」するメリットにもなるのではないでしょうか。また、コロナの感染予防・対策で、学校に行けなかったり食事は別々に取る必要があったり、本来集団生活で育まれる人とのコミュニケーションが思うように取れないことが心理面で負担になっている子どもも多い状況です。自分を気にかけてくれ、定期的に会話が出来る、相談が出来る相手を持つ、ということも子どもの教育にはプラスになっている傾向があるようです。
また、実際に経験することに行動が制限される昨今では、人との出会いに価値が高まると考えられます。感染症に対する予防対策は、人との距離を置くことが中心となり、その状態は今後も一定期間続くことが予想されます。学校の先生でもなく、友人でもない、親でもありませんが、「オンライン」で安全につながれる「対話相手」に「家庭教師」という存在の選択をもっと多くの人に知っていただき、自身に合った学習方法を取り入れていただきたいと願っています。
▼講師のホンネ#1 北海道‗ 一人一人に向き合った指導と、 自由な働き方。オンライン家庭教師。(後編)
https://megaplus.ban-zan.com/recruit/p4290/
▼講師のホンネ#2 神奈川 全国の生徒に出会える楽しみ、オンライン家庭教師【後編】
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●2020年6月10日に、株式会社グローバルインフォメーションが発表 学習タイプ(自習型・インストラクター主導型オンライン教育)、コースタイプ、および地域 2025年までの予測」によると、デジタル教育の市場規模は、2020年の84億米ドルから、2025年には332億米ドルに拡大。31.4%の年平均成長率で成長していくと予測しています。
▼2027年には、市場規模が2.8倍へ拡大?オンライン教育でイノベーション促進!
https://megaplus.ban-zan.com/news/p5797/
私たち株式会社バンザンは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。受講者の声、講師の声、また事業に携わる社員の声もご紹介していきますので、チェックしてみてくださいね。「オンライン教育を日本のあたりまえに」株式会社バンザンは進んでいきます。共に、「質の高い教育をみんなへ」届けてくれる仲間を募集しています。
https://recruit.ban-zan.com/
▼#教務社員に聞く、ブライダルから未経験の教育業界へ。輝くヒケツとは
https://megaplus.ban-zan.com/recruit/p4782/
▼「オンライン家庭教師」の営業の想い。#働き方とビジョン(前編)
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この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部
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