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2020.7.25

知っておきたい AO推薦入試攻略シリーズVol.1「志望理由書編」

みなさんこんにちは!メガスタプラス編集部です。早い大学では、AO推薦入試(総合型・学校推薦型選抜)の出願がすでにスタートしています。「もう出願を済ませた」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな出願時期の早い「AO推薦入試」。3回に分けて攻略方法を紹介したいと思います。第1弾は、志望理由書編。そもそも志望理由書ってなに?というところから、志望理由書を書く上で気をつけるべきポイントやコツをご紹介。来年あるいは再来年、「AO推薦入試を受けてみたい!」と考える高校生は必見です!

そもそも、志望理由書ってなに?

志望理由書とは、AO推薦入試を受験する際にほとんどの学校で提出が求められる書類のことです。学校によっては、自己推薦書・エントリーシートとも呼ばれることもあります。

「なぜ、その大学に行きたいのか?」を、400字から2000字程度で記述します。中には自由に記述するパターンと課題を与えられて記述する、2パターンが存在します。志望理由以外に「大学で挑戦したいこと」、「将来の夢」などを記述させる大学もあります。

志望理由書が合格の鍵!

AO推薦対策において、志望理由書の内容を練り上げることは最重要事項といっても過言ではないでしょう。なぜなら、志望理由書は一次試験の合否を決めるとともに、二次試験の土台となるからです。

二次試験の内容は大学によってさまざまですが、面接や小論文などを組み合わせた総合的な評価で審査されます。志望理由書を練り上げる段階で、志望動機や自分自身の考えをしっかりと棚卸し、言語化することで自分の答えに一貫性が生まれます。その後の面接や小論文、グループディスカッションで考えを根掘り葉掘り聞かれても矛盾が生じないよう、志望理由書の作成には時間と労力をかけましょう。

その理由志望はアドミッションポリシーに合っている?

一次試験の評価ポイントのひとつに、「志望理由書の内容がアドミッションポリシー(入学者の受け入れ方針)と合っているか」という観点が挙げられます。アドミッションポリシーは大学によって異なりますから、「どんな学生が欲しいのか」という大学独自の方針を知らずして、志望理由書は書けません。大学選定の段階から、アドミッションポリシーを確認する癖をつけましょう。

高評価を受ける志望理由
3つのパターンを紹介

「どんな志望理由が合格しやすいの?」と気にするかもしれません。誤解を生まないようはっきりお伝えすると、「合格しやすい志望理由」は存在しません。これを書けば受かる!という安易な方法はないと考えてください。

大事なのは、あなたのこれまでの活動と志望理由が紐づいているかです。例えば、出願した大学が国際交流に積極的に取り組んでいるとします。志望理由書で国際交流に無理やり寄せて書いても、本人にその志望理由を書くだけの経験や必然性がなければ説得力に欠け、合格は遠のいてしまうでしょう。

では、必然性のある志望理由をどう選び、どう書いたらよいのでしょう?3つのパターンを紹介します。

1.誰もが書きそうな内容でも深く言及する
「思考の深さ」を表現するパターンです。誰もが書きそうな一般的な内容であっても深いところまで結論を持っていく。自分なりの経験や価値観を通して得た深い考察や意見まで言及します。

2.誰も気がつかない点に着目する
「着眼点の広さ」を表現するパターンです。よくあるテーマ設定ではなく、独自の着眼点で他人が選ばないテーマを発見する必要があります。自分の原体験や興味から、オリジナリティのあるテーマを探してみましょう。

3.一貫した熱い思いを伝える
「熱い思い」を表現するパターンです。ありふれた志望理由でも、熱い気持ちや一貫した価値観は読む人の心を動かします。1や2に当てはまらなくても、強い思いを持って志望理由書を書くことが重要です。

まとめ

序盤でも書いた通りAO推薦入試にとって「志望理由書」は合格の要です。しっかりと内容を練り上げることで、二次試験の面接や小論文にバトンを繋げましょう。

まずは大学がどんなアドミッションポリシーを掲げているかを知る。その上で、誇張しすぎたり、嘘を書いたりすることなく、「うちの大学に相応しい、必然性が高い」と感じてもらえるような志望理由を考えましょう。

AO推薦入試攻略シリーズ第2弾は、面接編です。次回もチェックしてくださいね!

この記事の執筆者:
メガスタプラス編集部